アラビカコーヒー発祥の地であり、モカコーヒーとして世界中の愛好家から支持されてきたエチオピア。2000年代、スペシャルティコーヒーの台頭の中でイルガチェフェ地区が注目を集め、新たな時代を牽引します。2020年からはCup of Excellenceが開催。これに並行して、小規模農家や新興のウォッシングステーションが市場への参入し、近年は大きな変化が起こっています。
この地域で生産が始まったのは1950年代と、コーヒーの生産文化からすると比較的新しいのですが、紅茶にも 似た特徴的なフレーバーとワインにも感じられるフル・ボディーのカップ評価から、このイルガチェフェ地区のコーヒーが‘YIRGACHEFE’の名で急速に取引されるようになりました。現在ではアメリカや北欧のスペシャルティコーヒー市場で人気を博している関係から、非常に手に入れ難いコーヒーの一つにもなっていますが、あえて生産エリアを広げることなく限られた生産エリアで栽培されています。川と森と湖に囲まれた美しいイルガチェフェ地区一杯のコーヒーカップから、心までも澄み渡るような逸品です。
■Top Specialty Coffee トップ・スペシャルティコーヒー
SCAJ、COE方式カップ評価 85点以上(COE受賞レベルの商品です ※2016年COEより受賞基準が86点以上となりました)
甘さ : ■■■■■
酸味 : ■■■■□
苦み : ■■■□□
香り : ■■■■■
焙煎度: 中深煎り(シティーロースト)
内容量: 200g
産地: シダモ地方イルガチェフェ地区
農園: コンガ農協
標高: 2,500m
品種: アビシニカ種(エチオピア原種)
スクリーン/規格: G1/Top Specialty Coffee
乾燥: 天日乾燥
精製: ウォッシュド